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集楽元楽とは

台風19号の災害後、被災地周辺の夜は街灯のみで、生活の明かりはほとんどない。音もない。人も居ない。浮かんだ言葉は「限界集落」。このまま豊野を限界集落化させないために「限界集落」をひっくり返し「集」って「楽」しく、「元」気で「快」適な地域にしたいとの思いを込め「とよの被災者支援チーム 集楽元快」を立ち上げた。

 

災害後、避難所には食糧も情報もあったが、在宅避難者や親戚避難者には何も届かなかった。こんな状況がいつまで続くのかと戸惑った。

自宅には使わない物資がかなりある。ならば、生活物資の無償提供をすれば状況が改善するのではと考え、豊野地区住民自治協議会に相談、そして声かけに「一つ返事」で応じてくれた仲間のおかげで3日目の11月17日にりんごの湯に物資提供所がオープンした。

初日には100名を超える方にお越しいただいた。山と積まれていた物資は30分ほどでブルーシートが広く見えるほどに。ばたばたと始め、あれはどうだこれはどうだと連絡漏れ、人不足など多々問題があったが、たくさんの方々が来てくれたのを見て、必要なことだったと感じた。

人と物の出会いの場であると共に、物を通じて提供してくださった方の応援力をリ・スタートする方の元気力に変える場になればいいと毎日活動を続け12月25日物資提供の場は一旦終了となりました。

その後活動はぬくぬく亭へと変わり、名称も「とよの福向チーム 集楽元快」に改名し、断続的な炊き出し、食事提供を通して「コニュニケーションの場や被災者と非被災者を繋ぐ場」を確保し豊野市民の強い絆の醸成を図り、自宅にいても調理ができない被災者への支援としてバランスの取れた料理を提供する活動を行っている。

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